25日朝、世界の資本主義の中心地が目覚めると、民主社会主義者の市長が間もなく誕生するかもしれないことを知った。米ニューヨーク市で11月の市長選に向けた民主党予備選が24日実施され、急進左派のゾーラン・マムダニ州下院議員(33)が勝利する見通しとなった。優勢とみられていた前ニューヨーク州知事のアンドリュー・クオモ氏を下す「番狂わせ」を演じ、ウォール街には衝撃が走った。有力金融関係者らは、マムダニ氏の勝利がこの業界に何をもたらすのか、ニューヨークにとどまるべきか去るべきかを知ろうと躍起になった。「正式に熱い共産主義者の夏が来る」。クオモ氏の有力支持者でヘッジファンド、サード・ポイントの最高経営責任者(CEO)を務めるダニエル・ローブ氏はXにこう投稿した。