ドナルド・トランプ米大統領は27日、議会に対して7月4日までの通過・大統領への提出を求めてきた大型の税制・歳出法案について、この期限について柔軟な姿勢をにじませた。上院の共和党議員は引き続き、メディケイド(低所得者向け公的医療保険制度)の給付金削減をはじめとする複数の条項で合意に達していない。トランプ氏は記者会見で「絶対的な期限ではない。長引く可能性もあるが、成立させたい」と言明。共和党上院議員らは法案成立に向けて尽力しているとの見方を示しつつ、「数人が注目を集めることを狙っているようだ」と指摘した。
トランプ氏、大型法案「7月4日」以降の成立も視野
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