米金融大手ゴールドマン・サックス・グループのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は16日、米連邦準備制度理事会(FRB)の独立性は重要で、守るために闘う必要があると言明した。足元ではドナルド・トランプ米大統領がジェローム・パウエルFRB議長の解任を検討しているとの観測が広がっている。ソロモン氏はCNBCとのインタビューで「中央銀行の独立性は、米国だけでなく世界中で非常にうまく機能している」とし、「中銀の独立性、そしてFRBの独立性は非常に重要で、これを維持するため、われわれは闘うべきだと思う」と述べた。ただし、この発言は金融政策の独立性に限ったもので、FRBの銀行監督における役割についてのものではないと断った。