
仕事をしていれば、誰しも「やりたくない」「面倒だ」と思う瞬間があるもの。そんな時、いつでも成果を残す優秀な人はどう対処しているのだろうか。登録者74万人を超えるYouTubeチャンネルであらゆる人生相談に乗る大愚和尚が、仏教の智慧を授ける。※本稿は、大愚元勝『絶望から一歩踏み出すことば 大愚和尚の答え 一問一答公式』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。
何をやるのもめんどくさい……
そんな時はどうしたらいい?
私はお坊さんとして修行生活を送っています。
でも人間ですから、怠けたいときもあります。住職としての役割もありますし、会社の経営もしていますから、くたびれることもあります。
皆さんもそうじゃありませんか?
「やらなければいけない」と頭ではわかっているけれど、行動できない。何をやるのもめんどくさくて動きたくない…。
最初の一歩が踏み出せず、行動に移せない人は、とっても多いみたいです。
「これじゃだめだ」と頭ではわかっているのに、なんとなくテレビをつけ、だらだらとスマホを眺める。大切な時間を浪費するばかりで、どんどん自分が嫌いになる。
すると、手足を縛られたみたいに、ますます動けなくなる……。悪循環ですよね。
「嫌だな」って思っても、すぐ行動に移せば意外とできてしまうものです。
行動に移すまでの時間が長くなればなるほど、そこにさまざまな感情が入り込んでしまって、行動できなくなります。
もし、「何をどうすればいいのかわからない」「やり方がわからない」のであれば、すべきことと手順を明確にすべきです。