米労働省が1日発表した7月の雇用統計によると、非農業部門就業者数(季節調整済み)は前月比7万3000人増となった。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がまとめたエコノミスト予想(10万人増)を下回った。就業者数の増加ペースは鈍化し、労働市場に点在していた弱さが根付き始めている様子を示した。失業率は4.1%から4.2%に若干上昇した。5月と6月の就業者数は大きく下方修正された。この2カ月間を合わせた就業者数の伸びは以前報告された数値より25万8000人引き下げられた