2026年も半ばを迎える中、現在の労働市場は25年の大半で達成が難しかったある特質を示している。安定性だ。26年の米国の雇用は急拡大とまでいかないが、全体的には改善している。米労働省が2日発表した最新の雇用統計は失望的な内容だった。6月の新規就業者数は5万7000人にとどまり、市場予想を大幅に下回った。小売業や娯楽・ホスピタリティーなど、現在の経済の健全性を反映するセクターでは雇用が失われた。しかし、月次ベースよりも長い期間で見ると、雇用市場は劇的とまでいかないにせよ、26年に入ってからは月平均約9万2000人のペースで着実に雇用を増やしている。これは、25年後半に月平均8000人の純減を記録していたことと比べると、大きな飛躍だ。