米国の消費者がまたお買い得品を探し始めている。連邦政府が先週発表したデータによると、今年上半期の個人消費は停滞した。メキシコ料理チェーンのチポトレ・メキシカン・グリル、スーパーマーケット大手クローガー、日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)などの最高経営責任者(CEO)は、顧客が経済的に一段と苦しくなっている、あるいは、そのように感じているようだと投資家に伝えている。クッキー「オレオ」などを手掛ける菓子大手モンデリーズ・インターナショナルのダーク・バン・デ・プットCEOは「消費者の不安は大きい」と話す。世界のスナック売上高は4-6月期に増加したが、米国の売上高は大幅に減少した。