立命館大生の生活と性格
立命館と言えば、かつては学費がとても安く、地方から人が集まってくる伝統校だった。今も近畿圏以外からの進学者が約半数を占めるが、お金のかかる学部が増えて関関同立の中でも学費が高い大学と言われるように。
大学側は、新しいことに意欲的な大学としてイメチェンを図ってきた。その甲斐あって、近ごろの立命の学生は明るくて積極的で、関西の私大の中では最も活気があると言える。
近畿圏外出身者の割合が近畿圏出身者を上回り、70か国から約2000人の留学生が集まる。全キャンパスに1学年900人ほどいる内部生だけで固まるのも1回生の最初だけ。先輩が後輩をサポートするオリターやボランティアコーディネーターなど学生同士で学び合う仕組みが充実している。
「個人が尊重されて、同調圧力がない印象。飲み会でも飲まなきゃと感じることはない」(産業社会学部生)という声のように、我が道を生きやすい校風だ。
ただし、女子大の多い京都において、化粧っ気のない立命館女子は苦戦。「関西中の大学の中でもおしゃれ度の低さはヤバい」「でも、BKCで気合いを入れても浮く」(生命科学部生)「グロ教と経営はおしゃれな女子が多い」(総合心理学部生)。
逆に「気が強いけれど、さっぱりとした性格のいいコがけっこういる」といった男子からの称賛も。サークル活動も盛んで、自主ゼミや学生プロジェクト団体なども多数。