トランプ米政権は国防総省の名称を1947年まで使用されていた「戦争省」に変更する計画を策定している。ホワイトハウス当局者が明らかにした。これは、ドナルド・トランプ大統領が掲げる改称案を実現するものだ。同当局者によると、旧称の復活は議会による法制化で可能だが、ホワイトハウスは他の方法も検討しているという。トランプ氏は就任以来、この案を繰り返し持ち出している。8月25日には第2次世界大戦後に国防総省が設立される前に起きた戦争に言及し、「戦争省だった頃は、全てに勝利した。全てに勝利した。その名称に戻す必要があると思う」と述べた。元当局者によれば、国防総省はトランプ氏の2期目就任直後から、改称に向けた法案の作成に着手した。その一つは、国家非常事態時に旧称を復活させる権限を議会に求めると同時に、同省のトップを務める文民の役職名を「戦争長官」に戻すというものだった。
米国防総省を「戦争省」に改称か、政権が計画策定
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