米連邦取引委員会(FTC)は、人工知能(AI)チャットボットが子どものメンタルヘルスに及ぼす影響を調査するため、オープンAIなどのハイテク企業に文書提出を求める計画だ。AIブームの意図せぬ影響に、規制当局が懸念を強めていることを示している。複数の政権当局者によると、FTCは「チャットGPT」といったチャットボットが子どもに害を及ぼし、メンタルヘルスに影響を与えているかどうかを評価する見通しだ。FTCは、チャットGPTの開発元であるオープンAIをはじめ、メタ・プラットフォームズや新興企業「キャラクタードットAI(Character.ai)」など人気のチャットボットを運営するハイテク企業に対し、FTCへの文書提出を求める書簡の準備を進めている。
AIチャットボットの子どもへの影響、米FTCが調査へ
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