米労働省が5日発表した8月の雇用統計によると、非農業部門就業者数(季節調整済み)は前月比2万2000人増となった。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がまとめたエコノミスト予想(7万5000人増)を大きく下回り、雇用拡大ペースの鈍化が続いた様子を示した。8月の失業率は4.3%で、コンセンサス予想と一致した。6月の就業者数は1万3000人減に下方修正され、2020年12月以来のマイナスとなった。