自民党議員らは日本の次期指導者を選ぶにあたり、ドナルド・トランプ米大統領と最も良好な関係を築けるのは誰かという問題に直面している。故・安倍晋三元首相の積極的な経済政策を支持する保守派の高市早苗氏か。あるいは、穏健派だが経験の浅い新世代の政治家で、トランプ氏が好む活力と洗練さを備えた小泉進次郎氏か。両氏はまだ総裁選への立候補を正式に表明していないが、アナリストや議員らの間では有力候補とみられている。総裁選の勝者は国会での総理大臣指名選挙を経て、次期首相に就任することになる。現自民党総裁兼首相の石破茂氏は7日、一連の選挙での敗北の責任を問う議員らの圧力を受けて辞任を表明した。トランプ氏は同日、石破氏について「とても良い人物」と述べ、辞任を決めたことに驚いたと語った。