2位はCARTA HDで1300.0万円
3位は博報堂DYHDで1091.5万円

 2位は電通グループの子会社で、デジタル広告事業を手掛けるCARTA HD(東京都港区)。2025年9月16日にNTTドコモによる公開買い付け(TOB)が成立したことを受けて、この秋に上場廃止し、同社の連結子会社となる見込みだ。

 今回、平均年収は1300.0万円(従業員数117人、平均年齢41.8歳)だった。

 ランキングの対象である24年12月期の通期決算は、売上高242億7500万円(前年同期比0.7%増)、営業利益21億3900万円(同64.4%増)、純利益16億8800万円(前年同期は純損失23億6000万円)で増収増益だった。

 3位は、博報堂DYHD(東京都港区)。電通グループと並ぶ、国内大手だ。広告大手の博報堂、大広、読売広告社が経営統合して設立された会社で、博報堂DYグループの純粋持株会社である。平均年収は1091.5万円(従業員数174人、平均年齢41.4歳)だった。

 同社は23年版のランキング2位で、平均年収は1275.5万円(従業員数266人、平均年齢は43.9歳)だった。今回は、前年から平均年収を184万円下げている。

 4位はインターネット広告事業に加え、ゲーム事業や、インターネットテレビ局「ABEMA」(メディア&IP事業)なども手掛けるサイバーエージェント(東京都渋谷区)。平均年収882.2万円(従業員数2364人、平均年齢33.7歳)。

 同社は23年版のランキング3位で、平均年収は817.0万円(従業員数1977人、平均年齢は34.2歳)だった。今回は、前年から1つランクダウンしたものの平均年収は65.2万円アップした。

 5位はイベント企画や制作、運営を手掛ける大手広告制作プロダクションのテー・オー・ダブリュー(東京都港区)。平均年収は739.8万円(従業員数200人、平均年齢31.7歳)だった。

 6位以下は、平均年収600万円台が19社、500万円台が19社、400万円台が6社となっている。

 次ページ以降では、49位までを掲載している。詳しくチェックしてみてほしい。

(ダイヤモンド・ライフ編集部)