米電気自動車(EV)大手テスラが2日発表した7-9月期(第3四半期)の世界販売台数は前年同期比7.4%増の49万7099台となった。ファクトセットによるアナリスト予想(1.5%減の45万6000台)を上回り、四半期の記録を塗り替えた。これまでの記録は2024年10-12月期(第4四半期)の49万5570台だった。米政府のEV購入者向け税額控除7500ドル(約110万円)が9月末で廃止になるのを前に駆け込み需要が生じ、今年前半に落ち込んでいた販売が一転、持ち直した。スポーツEVセダンの「モデル3」とミッドサイズ電動SUV(スポーツタイプ多目的車)「モデルY」の販売は9%増加した。一方、他のモデルは30%減少した。
テスラ、7-9月期の世界EV販売7.4%増 予想上回る
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