米国防総省は、元ウォール街のトレーダーで海兵隊にも在籍したオーウェン・ウエスト氏を、国防イノベーションユニット(DIU)のトップに選定した。同省当局者2人が明かした。DIUは、米軍にスタートアップ企業の技術を導入する任務を担う、同省で最も注目を集めている部門だ。ウエスト氏のトップ就任は2月か3月の予定だと、先の当局者らは述べた。ここ数カ月、混乱に見舞われていた業務を率いることになる。戦闘経験のある退役軍人でアップル幹部だったDIU前局長のダグ・ベック氏は、昨年8月に数人のスタッフとともに辞任に追い込まれた。その後、組織は縮小し、士気が低下していた。ウエスト氏の任命で、不安定な状態にあった同部門に一定の安定性がもたらされる。これまでDIU暫定局長を務めていた、国防総省の研究・エンジニアリング部門を統括している元ウーバー・テクノロジーズ幹部のエミル・マイケル氏から業務を引き継ぐ。また、ウエスト氏は国防総省の関係者にはなじみのある人物だ。イーロン・マスク氏の創設した政府効率化省(DOGE)の同省担当主任職員として、昨年初めから同省で働いていた。
米国防総省、技術革新部門DIUトップにウエスト氏を起用
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