
ライター業の傍ら、スキマバイトでさまざまな職場で働いている筆者が仕事を通じて見えた悲喜こもごもをつづる本連載。今回は、宅配便の営業所で荷物の仕分け作業をやってみた。早朝の現場で感じたこととは。(ライター みやーんZZ)
宅配便営業所でスキマバイト!
業務開始前にモヤっとしたワケ
氷河期世代の40代おじさんである僕が去年、突如ハマったスキマバイト。今回はとある住宅街にある宅配便営業所で早朝荷物仕分けバイトをした際の模様を紹介します。
スキマバイトの定番、宅配便の荷物仕分け。いつかはやりたいと思っていたところ、家の近所の営業所の仕事が出ていたので申し込んでみました。今回は朝6時から9時までの早朝作業です。
営業所に行き、作業をしていたパートのおばさまに挨拶すると営業所奥のテーブルに通されました。チェックイン手続き後、5枚ぐらい書類を手渡されます。
書類は業務に関するチェックシートで内容を読み、サインをしていきます。その中に一つ、業務に関するクイズのようなものがありました。クール便など荷物の取り扱い上の注意点などがクイズ形式になっており、選択肢から答えを選んで解答します。
興味深く読んでいると、手渡されたもう1枚の紙にばっちり答えが書いてあってびっくり。「これって大丈夫?」と思っていると案内してくれたパートさんが「これ、カンニングできちゃうんですけどね。とりあえず、チェックしといてください」と笑顔で言っています。
「そういうものなの!?」とモヤモヤしつつも答えを丸写ししました。これ、結構大事なことが書いてあるんですが、こんな運用でいいんでしょうか……。
たぶんよくないんでしょうけど、こんな感じで上が決めたルールを現場レベルでグダグダにしてしまうのは、スキマバイトあるあるなんですよ。なんだかな……。