欧州連合(EU)は、米メタ・プラットフォームズがフェイスブックおよびインスタグラム上で違法コンテンツに対処するシステムに不備があるとの見解を示した。EUのオンラインコンテンツ規制に基づきソーシャルメディアプラットフォームを告発する初のケースとなる。EUの執行機関である欧州委員会は24日、メタがユーザーに違法コンテンツを簡単に報告する手段を提供していないと指摘。また、投稿が削除されたり、アカウントが停止されたりした場合に、ユーザーが投稿監視の判断に対して異議申し立てできる適切なツールを提供していないとしている。メタに対する告発は、EUのデジタル規制が米国企業を不当に標的にしていると不満を示すトランプ政権の反発を招く恐れがある。トランプ政権はまた、EUが米国民の検閲を試みていると非難したことがある。
メタの違法コンテンツ対応に不備、EUが指摘
特集
あなたにおすすめ







