「MAGA(米国を再び偉大に)」運動の支持者は、ロナルド・レーガン元米大統領を時代遅れと見なす傾向があるが、ドナルド・トランプ大統領にとってレーガン氏は依然として重要な存在だ。カナダ・オンタリオ州政府が貿易問題に関するテレビ広告で「ギッパー(レーガン氏の愛称)」を引用したところ、トランプ氏が激怒したことは、その証拠だろう。オンタリオ州政府は、レーガン氏が保護主義の危険性を警告した1987年の映像を使い、大胆な広告を放映した。トランプ氏は23日遅く、ソーシャルメディア上で強い怒りを表し、オンタリオ州が「広告を不正に利用した。ロナルド・レーガン氏が関税について否定的な意見を述べているとする偽広告だ」と主張した。
【社説】レーガン氏とトランプ氏の関税を巡る違い
米大統領が何と言おうと、レーガン元大統領は自由貿易主義者だった
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