人工知能(AI)向け支出が急激に増える一方で、上場企業の投資家は長年にわたって同じ要求を続けている。口だけではなく金を見せろ、と。それは無駄な企業投資を防ぐのに十分ではないかもしれない。株式非公開のAI開発企業にはもちろん当てはまらない。だが、市場が完全に正気を失ったわけではないことを示す証拠となる。 アルファベットとメタ・プラットフォームズが先週発表した7-9月期(第3四半期)決算で、投資家にとって最も重要なのはAI支出のリターンを生み出すことだと分かった。両社ともに、すでに巨額の設備投資計画をさらに引き上げ、ウォール街のアナリストに説明する時間の大半をAIと新製品について語ることに費やした。
AIブームでも上場株投資家は「正気」失わず
巨大テックの株主は相変わらず企業投資が堅調なリターンを生む証拠を求めている
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