ドナルド・トランプ米大統領は最近、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を失脚させるための軍事行動の開始について、側近らに懸念を表明した。攻撃しても独裁者であるマドゥロ氏を退陣させることができない可能性があると懸念しているという。事情に詳しい米政府当局者が明らかにした。この議論は、同地域での軍事力増強やトランプ氏による攻撃開始の公然とした威嚇にもかかわらず、トランプ政権のベネズエラ戦略が依然として流動的であることを浮き彫りにしている。麻薬密売船とされる船舶への空爆を伴う麻薬対策作戦として始まったものが、数十年ぶりとなるカリブ海での最も大規模な米軍増強へと移行した。これは今やマドゥロ氏への圧力、さらには同氏追放の可能性を正面から狙ったものとなっている。
トランプ氏、側近にベネズエラ軍事攻撃への懸念表明=関係筋
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