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「優秀な管理職」とはどんな人のことを指すのか。明確な答えがない問いだが、この答えを出そうと挑んだ企業がある。米グーグルだ。分析の結果、同社が見つけた「優秀な管理職」の共通点は、社員たちにとって意外なものだった。(Alternative Work Lab所長 石倉秀明)
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優秀な管理職とは
どんな人なのか?
読者の皆さんの中には、いわゆる管理職として働いている人も少なくないだろう。
管理職の責任は重く、仕事もハードである一方で、自分の裁量で大事な取引を決められたりと、やりがいも大きいポジションであるのは間違いない。
しかし、プレーヤーの時のように「自分の成果」がはっきりしないこともあり、会社から自分自身がどう評価されているのかが気になる管理職は多いのではないだろうか。
企業が管理職に求めるものは多岐にわたる。任せている部署に課しているミッションや目標達成はもちろん重要だし、チームマネジメントが円滑であることも大事だ。
係長、課長、部長、本部長、執行役員などと役職が上がるにつれ、会社内でのポジションの数は減っていく。つまり、課長全員を部長に上げることはできず、選抜することになる。その選抜に残れるかどうかで、管理職としてどこまで昇進できるかは変わってくる。
管理職だからといって、全員が優秀とは限らない。プレーヤーとして優秀でもチームマネジメントには向いてない人もいるだろうし、年功序列的に管理職になっただけの人もいるかもしれない。
では、「優秀な管理職とはどんな人か?」と聞かれたら、あなたはどう答えるだろうか。







