米共和党上院議員らは近く上院で開かれる公聴会で、自動車の安全要件を標的にする構えだ。かつて批判を許さない分野とされていた自動車業界規制の一部を対象とする。事情に詳しい複数の関係者によると、上院共和党は来年1月、自動緊急ブレーキや後部座席にまだ子どもがいることを運転手に警告するアラームなどの安全装置義務化に関して異議を唱える計画だ。こうした技術は効果に疑問があり、車のコストを不必要に押し上げると主張する。安全擁護派が推進する義務化を阻止し、代わりに自動運転車技術の推進を訴える狙いだ。米自動車大手3社の最高経営責任者(CEO)と米電気自動車大手テスラの幹部が、1月14日に予定されている上院商業科学運輸委員会の公聴会に召喚され、車両価格が高騰した理由を説明するよう求められている。
米共和、上院委で自動車の安全要件に異議唱える構え
「アフォーダビリティー」を損なうとする自動緊急ブレーキなどの安全装置義務化に異議
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