ホワイトハウスは、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とドナルド・トランプ米大統領の電話会談を巡り、トランプ氏を称賛するようロシア側に指南した通話記録が流出した米国のスティーブン・ウィトコフ中東担当特使を擁護している。通話記録によると、ウィトコフ氏はウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領がホワイトハウスを訪れるのに先がけて、プーチン氏がトランプ氏と電話会談するよう助言した。これにより、米国がウクライナに長距離巡航ミサイル「トマホーク」を供与することに反対する機会をロシアは得た格好となった。ブルームバーグ・ニュースは25日、ウィトコフ氏が先月、ロシア政府高官と電話で協議し、和平に向けた計画で協力することを確認とともに、プーチン氏がトランプ氏とこの件で協議するよう促していたと報じた。ブルームバーグは、10月14日に行われたウィトコフ氏とロシアのユーリー・ウシャコフ大統領補佐官(外交政策担当)の電話会談の全容も伝えた。
通話記録流出のウィトコフ米特使、政権が擁護
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