<AIの回答>

 以下の観点に基づいて、高齢者用の杖に関する多様なアイデアを示します。


 人(主体、客体、単数、複数、立場、能力、市場、仕入れ先)
 ・市場に合わせた設計:高齢者だけでなく、リハビリ中の若者やスポーツ障害を持つ人々向けにも適したデザインを考案する。
 ・地域の仕入れ先活用:地元の職人や企業と協力し、地域資源を用いた製造を行う。
 ・家族ユーザーの意見反映:高齢者本人だけでなく、家族の意見も取り入れたデザインや機能を追加する。


 モノ(製品、素材、人以外の生き物)
 ・エコ素材の使用:
竹、再生プラスチック、リサイクルアルミニウムなどの環境に優しい素材を使用。
 ・生き物との共存:動物モチーフのデザインを取り入れ、癒しや愛着を感じる杖に。


 プロセス(人とモノの動き、役割、相互作用)
 ・自動折り畳み機能:
使用しないときは自動的にコンパクトに折り畳めるようにする。
 ・センサーによる歩行支援:体重や動きを感知し、歩行をサポートするセンサーを内蔵。


 環境(風土、取り巻く場、状況、時間、空間、構造)
 ・地域対応:
地方の道路や商店街の特性に合わせた設計で、外出が楽しくなる杖を考案。
 ・携帯に便利なデザイン:公共の場や交通機関での移動を容易にするため、収納しやすいデザインを追求。


 意味・価値(意味、価値、感性、感情、金、情報、強み、機会、ビジョン、ゴール)
 ・ブランドストーリーの重視:
高齢者の人生経験を讃えるコンセプトを持つことにより新しい価値を提供。
 ・ユニバーサルデザイン:すべての人に優しい設計で、社会的価値を高める。


 五感で感じるもの(色・形、音、におい、味、質感、触感、食感)
 ・カスタマイズ可能な色と形:
ユーザーが好みに合わせて色や形状を選べるようにする。
 ・触感の向上:持ちやすく、手に馴染むような素材やデザインを追求。
 ・癒しの音:歩行中に癒しの効果がある音楽や自然音を流せる機能。


 これらのアイデアを組み合わせたり、改良することで高齢者用の杖に新しい価値を提供することができるかもしれません。

 プロンプトに挿入したのが「高齢者用の杖」だけと、短くて情報量が少ないので、これまでの議論の範囲をどれだけ超えているかは不明ながら、ヒントはありそうです。
 たとえば「センサーによる歩行支援」の先には、スマートフォンの王道アプリになっているナビゲーション機能を杖に追加するなど、デジタル化による新展開が充分考えられそうです。

 ためしに私が門外漢であるのをいいことに、やや難易度の高そうな「生き物との共存」を探ってみたいと思います。

<AIへの質問>
「生き物との共存:動物モチーフのデザインを取り入れ、癒しや愛着を感じる杖に」には可能性を感じました。具体的なアイデアを5つ考えてみてください。

 回答の一部にフォーカスして、さらにアイデアを聞いてみる、あるいは挿入する要素をより具体的にして聞き直してみるなど、何度かやりとりをすると面白いヒントが見いだせます。

<AIの回答>

 以下に、「生き物との共存」をテーマとした動物モチーフデザインの具体的なアイデアを示します。


 1.アニマルカービングの持ち手
 杖の持ち手部分に動物の彫刻を施す。たとえば、猫や犬、鳥などの親しみやすい動物を選び、手に馴染む形に仕上げる。


 2.動物模様のグリップ
 グリップ部分にアニマルプリントを施す。たとえば、虎の縞模様やキリンの斑紋がデザインされた、見て楽しく、触ってユニークな杖。


 3.季節ごとの動物チャーム
 取り外し可能なチャームを杖に付けるデザイン。春にはウサギ、夏にはイルカ、秋にはリス、冬にはフクロウなど、季節ごとに付け替えられる楽しさを提供。


 4.サウンド付き動物モチーフ
 杖の動物デザイン部分から、心地よい動物の鳴き声や自然音が響く機能を追加。たとえば、鳥のさえずりや、猫のゴロゴロ音を鳴らすことで、使用者に癒しをもたらす。


 5.動物生態から着想を得た形状
 ペンギンのくちばしやイルカの背びれをイメージした、ユニークで機能的な形状の杖。視覚的にも面白く、話題性を生むデザインにする。


 これらのアイデアは、杖を単なる補助具としてではなく、個性や癒しを感じられるアイテムへと昇華させる可能性を秘めています。

 そのまま使えるアイデアかどうかはさておき、「サウンド付き動物モチーフ」なんて良い線をいっていそうです。メーカーの開発担当者と議論してみたいなと思いました。杖をつきながら犬の散歩をするのは大変そうですが、ペットの鳴き声が寄りそってくれたら心強いですよね。

 最終的な着地はともあれ、アイデア発想の最初はちょっと突飛な案から始まるくらいがちょうど良いでしょう。

 人は、観点が狭まっていることに自分では気づけないものですから、誰でも1人きりで考えていると、どこかで行き詰まります。ブレイクスルーできるイノベーティブなアイデアを求めているとき、あるいは上司から「もっと広い視野で考えろ」と言われたとき、ぜひこの技法を使ってみてください。

 技法その8「広い観点」、ぜひ活用してみてください。

(本稿は、書籍『AIを使って考えるための全技術』の内容を一部抜粋・編集して作成した記事です。この他にも書籍では、AIを使って思考の質を高める56の方法を紹介しています)