トランプ米政権は、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長の最終候補者らとの面接を今週開始する予定だったが、これを中止した。ドナルド・トランプ大統領は、FRBを率いる人物について決意を固めたことを再び示唆していた。事情に詳しい複数の関係者によるとトランプ氏のチームは、3日にJD・バンス副大統領との面接が予定されていた候補者らに、面接の中止を通知した。この決定の理由は示されなかった。関係者の1人は、副大統領のスケジュール上の都合が理由だと述べた。また、面接が再設定されるかどうかははっきりしないとした。トランプ氏の長年のアドバイザーで次期FRB議長の最有力候補とされるケビン・ハセット氏も、バンス副大統領や政府当局者との面談を予定していた1人だったと、同氏に近い関係者が明らかにした。その他の最終候補には、元FRB理事のケビン・ウォーシュ氏、現FRB理事のクリストファー・ウォラー氏がいる。
トランプ政権、次期FRB議長候補の面接中止
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