スコット・ベッセント米財務長官は3日、ニューヨーク・タイムズ(NYT)主催の「ディールブック・サミット」でのインタビューで、関税に対する自身の見解がドナルド・トランプ米大統領の影響で変わったと述べたほか、利下げを提唱した。同氏の発言の要点は以下の通り。・ベッセント氏は2024年に投資家向け書簡で、関税はインフレを引き起こし、米国の産業活性化にはつながらないと記していた。「この点について私の考えは変わった。大統領が正しかった」と述べた。・同氏は、関税が最高裁で無効と判断された場合に払い戻しを求めている会員制倉庫型量販店のコストコを批判。「外国の生産者が価格を下げていたとしたら、コストコはどのような返金を受けることになるというのか」と述べた。
ベッセント氏、関税に対する見解「トランプ氏の影響で変わった」
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