ついに日経平均が7万円を突破した。だが、中東情勢の混乱など不透明感は極まりない。我々はお金についてどんな戦略を取るべきのか? そんな時にうってつけの本がある。「『金持ち父さん 貧乏父さん』以来の衝撃の書」と絶賛されている『JUST KEEP BUYING』とその続編『THE WEALTH LADDER 富の階段』だ。今回は、令和のベストセラー『お金の大学』両学長にも大絶賛されている『THE WEALTH LADDER ウェルス・ラダー』についてライターの照宮遼子氏に寄稿いただいた。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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起業は本当にいいものなのか?
SNSを開けば、「好きなことで起業しました」という投稿が流れてくる。
自分の得意なことを活かして、自由な働き方を手に入れている人たち。
会社員として働き続けることに違和感を覚えている人なら、
一度は憧れたことがあるだろう。
収入も入ってくるし、やりがいも感じている。
最初はうまくいっているように感じていた。
でも、数年経つと、どこか違和感を覚え始める。
「好きなことで稼げる」と思って始めたのに、
気づけば休みもなく働き続け、収入も不安定。
結局、消耗して会社員に戻る人は少なくない。
ベストセラー『ウェルス・ラダー』の教え
名著『JUST KEEP BUYING』の続編で世界的ベストセラー『THE WEALTH LADDER 富の階段』の著者ニック・マジューリはこう述べている。
起業前に最後に考慮すべきことは、それが本当にビジネスになるのか、ビジネスの皮を被った単なる仕事になるのかということだ。
――『THE WEALTH LADDER 富の階段』(P.214)より
この指摘は、多くの起業希望者が見落としている本質を突いている。
起業するとき、多くの人は「何をやるか」ばかり考える。
それはもちろん大切だ。
でも、それだけでは不十分なのだ。
起業しても絶対うまくいかない人ランキング、
意外すぎる第1位は?
起業しても絶対うまくいかない人ランキング第2位は、「起業資金や経験がない状態で始める人」だ。
資金や経験がないまま起業すると、目先の売上に追われる日々が続き、
結果としてビジネスを育てることができない。
そして、意外すぎる第1位は「ビジネスと労働の違いを理解していない人」だ。
たとえば、料理が得意で、お客さんもついている飲食店を開いたとする。
でも、自分が厨房に立ち続けなければ店が回らないなら、
それは「ビジネス」ではなく、ただの「労働」だ。
多くの人は「自分のスキルで勝負したい」と考える。
でも、その考え方のままでは、
仕事量が増えるほど自由は減っていく。
自分の時間と労力を切り売りするだけの働き方になってしまうと、
いつまで経っても「富の階段」を登れない。
本書を読んで気づいたのは、
起業で本当に問われるのは
「何を選ぶか」ではなく「どう設計するか」ということ。
どんなに優秀でも、仕組みがなければ、いずれ限界がやってくる。
逆に、一度仕組みを設計できれば、休んでいる間にもビジネスは動き続ける。
その設計ひとつで、人生の風向きは変わっていくのだ。
(本稿は、『THE WEALTH LADDER 富の階段』に関する特別投稿です。)



