高石あかり「もう結婚!?」突然すぎるストーリー展開で、夫役トミー・バストウに相談したコト〈ばけばけ第71回〉

「日本 やり方、松野家 やり方いきましょう」

 主題歌明けは、広い広い新居に。司之介(岡部たかし)が大喜びでジャンプしたり走ったり寝そべたり。

 これも、「錦織さん(吉沢亮)のおかげ」と松野家はそろって、錦織に感謝。悪い気はしない錦織だが、当然ながら、この展開はヘブンをムッとさせる。「私 おかげでしょ? でしょ?」とうるさい。

 この錦織持ち上げ、展開。松野家のヘブンをからかう計画だった。

 機嫌を直して、ヘブンはトキと、立派な庭を散歩。苔(コケ)、池、岩、石、「夢かなう、しました」と満足そうなヘブン。

 それを見ている蛇(渡辺江里子)と蛙(木村美穂)。「実は私たちも暮らしているのよ」とささやく。

 蛇と蛙は妖精みたいなものなのだろう。

 この新居は、松江にある小泉八雲旧居として保存、一般公開されている家に忠実にセットを作ったもの。

「実際の八雲邸の庭に忠実に、当時の樹木を植えています。特に注目していただきたいのは、南側の広い庭に生えた大きな百日紅(サルスベリ)の木。それには穴が空いていて、なかに蛇がいたという話もあるんです。そこから蛇と蛙を思いつきました」と橋爪國臣チーフプロデューサーは語る。

 引っ越し祝いに錦織がもってきたお菓子・若草を食べる。

 これは実際にあるお菓子なのだが、NHKで「若草」と商品名をいっちゃっていいのだろうか。大福とかおはぎみたいな一般名称なのだろうか。

「ところで今日から4人での暮らしが始まるわけですが」とトキがかしこまって皆に問いかける。

 異国人のヘブンと日本人の松野家がうまく生活できるかトキは心配していた。

「こげな風に言葉のことはあるし、暮らし方も西洋と日本のやり方は違う。それにヘブン先生は夜遅くて父上と母上は夜早くて朝早いし、あと、お互いうまく仲良うできるかいう心配もあるけん」

 ヘブンが郷に入っては郷に従えとばかりに「日本 やり方、松野家 やり方いきましょう」と完全に折れる姿勢。

 ただ、そんなふうに謙虚だけれど、この家の当主は当主。上座に座ることになる。それには司之介はむくれてしまう。

 ヘブンだが、上座の意味を理解しているのだろうか。何かあったら切腹する覚悟もあり、「大変思うが、But 日本好き、やりかた知る、学ぶ。日本やりかた、松野家やりかた、楽しみです」と恭しく正座して頭を下げるくらいだから、上座の意味もいち早く学んだのかもしれない。

 ヘブンのほうからの注文は、家族だから「先生」ではなく「ヘブン」と呼んでほしいこと。

 トキは「そげな親しげな」と躊躇(ちゅうちょ)する。

 このあとの司之介のセリフが秀逸。

「世界で一番親しいふたりじゃろう」

 きゃっきゃっと盛り上がる愉快な松野家だった。サザエさん的になってきた気がするぞ。