受験において親は「スポンサー」でもある
――具体的にはどんなケースを指すのでしょうか。
びーやま:たとえば、「勉強は苦手だから、頑張らなくても入れる偏差値40の大学に進む」と言っている子どもに対して、「就職で苦労するからせめて偏差値50の大学にいけ」というのは悪いことじゃないと思うんですよね。
社会の厳しさを知っている親ならではのアドバイスですし、言っている内容も子どもの将来のためになっています。こういった親は決して毒親ではありません。むしろ子どもを心配しているいい親御さんだと思います。
――なるほど。ただ、子どもは子どもで大学選択にしっかりとした意図があって親と衝突することがあると思うんですが、その場合はどうしたらいいのでしょうか。
びーやま:大変だとは思いますが、粘り強く説明するしかないと思います。
大学進学のむずかしいところは、親御さんはお金を払うスポンサーの立場であるという点です。受験生は親のお金で進学する以上、あれこれ言われることも覚悟しなければいけません。
もちろん、頭ごなしに否定されるのはよくありませんが、大抵の場合は親御さんに「どうしてどの大学を志望して、どんな将来を描きたいのか」説明できていないケースばかりです。
ですから、論理的に「なぜその大学に行きたいのか」を子どもの親に説明する意識を持つことも大事でしょう。「この大学に行きたいからお金出して」で、簡単に決断できる金額ではないですから、そこは子ども側の工夫も多少は必要です。
もちろん、各家庭で親子関係は違うでしょうから、今回の話が正解だとは言いません。ただ、お互いがお互いの意図を汲み取って対話をすることは進路選択において本当に大切なことです。時間がかかってもいいですから、コミュニケーションをしっかり取ってほしいと思います。
――ありがとうございました。
教育痛快バラエティ番組・YouTube『wakatte.TV』のツッコミ担当。早稲田大学教育学部卒。高校時代の偏差値は37だったが、1年間の浪人を経て早稲田大学に入学。大学時代は起業・自主退学・復学など、さまざまな経験をしたのち、大学受験のすばらしさに気づき現在に至る。甘いルックスと鋭いツッコミ(たまにポンコツ)で視聴者の心を掴んでいる。決め台詞は学歴モンスターの相方・高田ふーみんを制止する「ヤメロオマエ」。
高田ふーみん[協力]
教育痛快バラエティ番組・YouTube『wakatte.TV』にて「学歴至上主義」を貫く学歴モンスター。京都大学経済学部中退(現役合格)。学歴を絶対の価値基準とする偏った思想を持つヒール役として受験生や大学生を中心に人気を博している。決め台詞は「Fランやないか」。










