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大人の日々は「選択」の連続です。ピンチをチャンスに変えるには、どうすればいいのか。高い評価や人望や信頼をたくさん得られるのは、どっちの選択肢か。微妙な状況への立ち向かい方を通じて、より大きな幸せをつかめるトクな道を探りましょう。
※「お悩み」は編集部で作成した架空のモデルケースです。
今回の「お悩み」
出張で新幹線に乗った。自分は窓側の席だった。もうすぐ目的の駅に到着するが、通路側に座っている男性が、テーブルを広げてお菓子や飲み物を置いたまま、ゲームに没頭している。
駅が近づいて降りる素振りをみせたら通りやすくしてくれるだろうと思っていたが、腰を少し上げてもゲームに夢中でこちらの存在が目に入っていない。ヘッドホンをしているので、車内アナウンスも聞こえていないようだ。
隙間に無言で体をねじ込んで気づかせるか、肩をそっと叩くなりして降りる意思を伝えるか、どうしたらいいか?
選択のポイント
悩ましい状況です。音を出したり声を上げたりしていない限り、新幹線でゲームに熱中すること自体は何も悪くはありません。ただ、その男性は通り道をふさいだまま、駅が近づいてもゲームに没頭しています。きっとゲームが佳境に入っているのでしょう。
ゲームを邪魔するのは申し訳ない気も(少しだけ)しますが、降りそびれるわけにはいきません。
広げられたテーブルと座っている男性の間に身体をねじ込んで、強引に通ろうとしたら、さすがに気づいてあわててどうにかしてくれるはず。
ただ、結果的に通れたとしても、自分が「すごく感じの悪い人」になってしまうし、男性に対する不快感も必要以上にふくらんでしまいます。
ここは、肩をそっと叩くなりテーブルの上で手を小さく振るなりして、男性に対処を促しましょう。あわててヘッドホンを外してくれたら、「すみません。降ります」と静かに伝えるのが大人の貫禄です。
公共交通機関を利用する際は「おたがい様」の精神が不可欠。「こっちは悪くないのに、なんで気をつかったり謝ったりする必要があるんだ!」という考え方は、あまりに了見が狭いし、不快感やトラブルを無駄に増やすだけの「損な生き方」と言えるでしょう。
降りる意思を伝えてもゲームをやめる素振りがない場合は、テーブルの上のものをどかすなり、ヘッドホンを耳から引っこ抜くなりといった「強硬策」も致し方ありません。








