米国はイランに対する軍事行動を当面控える一方で、イラン全土で拡大した抗議デモを弾圧した責任があるとみなす当局者を対象に新たに一連の制裁を科した。米財務省が新たな制裁リストの筆頭に挙げたのは、イランの最高指導者アリ・ハメネイ師の側近で国家安全保障会議(NSC)の議長を務めるアリ・ラリジャニ氏。財務省は、ラリジャニ氏が抗議デモの弾圧を指揮したと非難している。米国の非営利人権団体「ヒューマン・ライツ・アクティビスツ・イン・イラン」によると、弾圧による死者は2600人を超え、逮捕者は1万9000人以上に上っている。ドナルド・トランプ米大統領は、イランが抗議デモ参加者に対して暴力的な弾圧を行った場合、攻撃すると繰り返し警告してきた。また、イラン国民に対して街頭にとどまり、国家機関を掌握するよう促してきた。
米、イラン当局者に新たな制裁 軍事攻撃は当面見送りへ
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