人工知能(AI)推論に特化したスタートアップ企業ベーステン(Baseten)が総額3億ドル(約470億円)を調達した。評価額は50億ドルで、前回の資金調達ラウンドの2倍以上に拡大した。事情に詳しい関係者が明らかにした。今回のラウンドは、ベンチャーキャピタルのIVPと、アルファベット傘下の独立系グロースファンドであるキャピタルGが主導。米半導体大手エヌビディアも参加しており、1億5000万ドルを投資する。エヌビディアが推論に特化したスタートアップへの投資を強化していることを浮き彫りにする動きだ。同社がAIチップの顧客に対して出資を行う最新の事例でもある。2019年設立のベーステンはサンフランシスコに拠点を置く。トゥヒン・スリバスタバ共同創業者兼最高経営責任者(CEO)は、「推論のためのAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)」を構築することを目指すと述べている。