米連邦最高裁判所は、ジョー・バイデン前米大統領が任命した米連邦準備制度理事会(FRB)のリサ・クック理事を巡る裁判で、約2時間に及ぶ口頭弁論を終えた。ドナルド・トランプ米大統領は昨年、クック氏を解任しようとする動きを見せた。それに先立ちトランプ政権の住宅当局者は、クック氏が有利な住宅ローン条件を獲得するため、二つの物件を「主たる住居」と偽って申告する不正行為をしたと主張した。クック氏はこの疑惑を否定している。判事らはトランプ氏によるクック氏解任の試みがいかなる結果を招くかに対し、圧倒的な懸念を示した。一方で、最高裁がこの訴訟にどのような解決策を与えるかという点は、はるかに確信が持てない様子だった。