出世しやすい人
シンプルな特徴
それは「陰気臭さ」。
いつでもムスッとした顔をして、ほとんどだれとも口をきかず、その人がいるだけで周囲の人たちの雰囲気をどんよりと暗くさせてしまうような人は、出世できません。
米コーネル大学のジョン・ブードローは、アメリカの管理職クラスの1万人、またヨーロッパ9カ国の管理職1万人にもアンケートを配布し、年収と出世の回数を尋ねてみました(※1)。
するとこの2つの指標にもっとも関係があった要因は、“外向性”でした。いつでもニコニコして、だれにでも気さくに話しかけるような人ほど出世が早かったのです。
性格がネアカで、明るいオーラを出している人は、上司にも好かれるでしょうし、そういう人ほど上の人に引っ張り上げてもらえるのです。
フロリダ大学のチモシー・ジャッジも、同じような報告をしています(※2)。
ジャッジは、1万人を超える調査をして、いつでもハッピーな気持ちでいる人ほど出世も早い、という結果を得ました。
性格的に暗く、口を開けばぶつぶつと不満や文句や愚痴ばかりの陰気なタイプは、上司にも嫌われます。
そういう人がポンポンと出世していく、ということは考えられません。いつでも笑顔を絶やさず、上機嫌でいる人ほど出世も早いのです。
出世する人にはもうひとつ共通点があります。
それは「自分が大好き」という点。自分を大切にし、自分を誇りに思うような人、つまり自尊心の高い人ほど出世することを示す研究があります。
フロリダ大学のジョン・カマイヤー=ミューラーは、1765名の新卒者を7年間に渡って追跡調査しました(※3)。
カマイヤー=ミューラーは、自尊心が高いから出世するのか、それとも出世した結果として自尊心も高くなったのかの因果関係に興味を持ち、それを検証してみたのです。
その結果はというと、自尊心が高いから出世したのであり、その逆ではないことがわかりました。
性格が明るく、いつでもハッピーな気持ちでいて、さらに自分に自信を持っているような人ほど、上司には好かれますし、出世もします。







