生産性のプロ、元マッキンゼーの勝間和代が、「家電(テクノロジー)」にはまった。そこで本連載では、家電歴40年、2000以上の家電を自腹で試した勝間和代氏による本、『仕事と人生を変える 勝間家電』の中から、家電(テクノロジー)を使って生産性を上げ自分の時間を取り戻す方法を紹介する。(構成/ダイヤモンド社・石塚理恵子)

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お金が心配……
どんな人でもお金の心配は尽きません。
そこでできるだけ早いうちからこの問題についてもテクノロジーを使って、心配から解放される方法を取っておくのがおすすめです。
ドルコスト平均法とは?
「ドルコスト平均法」という手法があります。
これは手数料が低くて安定した収益が期待できるコストパフォーマンスのいい投資信託を、毎月一定額、オンラインの証券会社を使って自動で買い続ける手法です。
対象にはさまざまな金融商品が考えられますが、最もコストパフォーマンスがいいのは「世界株式インデックス」と言われる、世界中の市場で取引される株式を、時価総額の割合に合わせて広く薄く買い続けるというものです。
「ほったらかし」で頭の中を軽くする
世界株式インデックスの手法のなにがいいかと言うと、世界全体が経済成長し、かつ世界全体である程度の資産インフレがあることを前提とすると、その成長割合に応じてどんどん資産が積み上がるという点です。
個別株式は、その企業の業績に応じて株価が上がったり下がったりするので、日々、気になりますが、世界株式インデックスは、中長期で見ると下がり続けることは(少なくとも)これまでの歴史上はなかったため、ある程度の放置が可能です。
私も30代前半から世界株式インデックスの積み立てをはじめ、いまではもう20年以上になりますが、最初に積み立てた世界株式インデックスは、すでに5倍以上になっていますし、放置をすれば勝手に上がっていくという利点があります。
テクノロジーでラクして貯める
この世界株式インデックスの積み立ても、基本、テクノロジーを使っています。
オンライン証券で無人で積み立てが行われ、運用もほぼ無人で行われるため、高い手数料が徴収されるアクティブ運用の投資信託に比べて、はるかにパフォーマンスがよくなります。
忙しい人こそ「思考コストゼロ」での資産運用がおすすめ
資産運用を考えるとき、金や不動産、あるいはビットコインなど、一見もっともらしく資産が貯まりそうなものに目を奪われてしまうのですが、世界株式インデックスの積み立てによるドルコスト平均法のなにが一番素晴らしいかと言うと、ほとんど「思考のコスト」がいらないことです。
「考えること」を頭から追い出せば頭の中にスキマができる
私がこの手法を推奨したのが18年前の著書『お金は銀行に預けるな』(光文社新書)からですが、当時この700円の新書を買って、私が書いた通りに投資をした人たちは、まったく手間をかけずにいま、数千万円単位の蓄財が叶った人もいて、いろいろなところで大変感謝されています。
世界株式インデックスの投資信託には、さまざまな運用会社の商品がありますが、最も普及しているのは「オール・カントリー」、通称「オルカン」と言われる、三菱UFJアセットマネジメントの「eMAXIS Slim 全世界株式」になりますが、主要なオンライン証券会社であれば、だいたいの会社がオルカンを扱っているため、とりあえずそれを選んでおけばいいでしょう。
(本稿は『仕事と人生を変える 勝間家電』からの編集記事です。本では生産性を爆上げするテクノロジー・家電を、商品名、価格を含め、具体的に紹介しています)







