デキる上司のズルい一言写真はイメージです Photo:PIXTA

組織の“偉い人”に偶然出会い、声をかけられた。そんな場面でデキる人はどのように対応しているのだろうか。突然の出来事をうまく活用するコツをお伝えする。(ギックス共同創業者 田中耕比古)

担当役員と偶然ばったり
デキる人は何と応える?

「最近どう?」

 久しぶりに会った自部門を管掌する役員に声をかけられたとき、あなたはどう答えますか?

 当たり前ですが、偶然会った上司が気さくに声をかけてくれたときに、彼が「こいつを査定してやろう」などという意地悪い気持ちを持っていることは、ほぼありません。

 純粋に「元気かな」「調子よくやってるかな」くらいの気持ちです。

 英語で言うところの「How are you?」。ただの挨拶です。

 プライベートならばいざ知らず、ビジネスの場では、基本的に「I'm good, thank you. And you?(元気です。そちらは?)」のような定型文で返します。

 この際に、そうではない答え方、例えば「Not great, honestly.(正直なところ、ですね)」というようなことを言うと、「あれ、何か深刻なことでもあるのかな」と、必要以上にネガティブに受け取られかねません。

 これと同様に、「最近どう?」に対しては、「ばっちりです」とか「いい感じです」とかいう回答をしておくのが無難です。

 とはいうものの、普段会えない役員がせっかく話しかけてくれたわけですから、そこで「エレベータートークの一つでもかましておきたい」という気持ちにもなる方もいるでしょう。

 本日は、そういう方のために、上司への返答内容を考えていきます。