なぜ「安値」ではなく「新高値」を狙うのか?
大学時代からアニメや声優が好きな“典型的なモテないオタクの理系男子”が、入社した会社でボーナスを貯めた300万円を元手に株式投資をスタート。元手300万円を2年で10倍の3000万円に増やした。さらにその3000万円を1年で5000万円に増やした。結局、しっかりとリスク管理をしながらわずか5年で働きながら資産1億円を突破! その間、月々の給料は日々の生活費やアニメグッズ、声優の推し活に使い、株式投資への資金追加はまったくのゼロ。それでも現在までに、資産3億円超に増やしている。さらに資産を拡大中だ。ズブの素人でも一つずつ階段をのぼりながら、比較的短期間でお金の不安を解消する投資法を初の著書『5年で1億貯める株式投資 給料に手をつけず爆速でお金を増やす4つの投資法』で徹底指南!
イラスト:ひらのんさ
精度を極限まで高める
「黄金のスクリーニング条件」
「新高値」で銘柄をスクリーニングしたうえで、さらに「売上高10%増、利益20%増」という従来のポイントに「ROE10%以上」というポイントも加えて、投資対象銘柄を厳選して精度を高めました。
厳しいフィルターを突破した
「選ばれし4銘柄」
そうやって厳選することで、私は4つの銘柄を選びました。それが「ペッパーフードサービス(3053)」「PR TIMES(3922)」「システム情報(現・SI&C:MBO[経営陣が参加する買収]により上場廃止)」「学情(2301)」でした。
守りながら攻める
4000万円の本気投資
これら4銘柄に1000万円ずつ投資。「株主優待需給投資」でリスクを減らしましたが、ここでもう一度、銘柄選定の精度を高めて、資産の増加スピードをアップさせようと挑んだのです。
【解説】なぜ「安値」ではなく「新高値」を狙うのか?
個人投資家の多くは「安く買って高く売る」ことを目指しますが、この戦略の肝は「動き出した瞬間に乗る」という点にあります。
新高値を更新した銘柄には、過去の高値で捕まっている「売り待ち」の投資家(戻り売り圧力)がいません。上値が軽い、いわゆる「青天井」の状態です。一見すると高値掴みに思えるかもしれませんが、実は「最も株価が上昇しやすいフェーズ」に資金を投じる、理にかなった順張り(トレンドフォロー)の手法なのです。
そこに市場の注目が集まっているという事実こそが、最強の買いシグナルとなります。
「ROE10%」が加わることで生まれる“鉄壁の根拠”
単に株価が上がっているだけでは、一時的な人気投票(仕手株など)に巻き込まれるリスクがあります。そこで重要になるのが、「売上高10%増・利益20%増」という成長性と、「ROE(自己資本利益率)10%以上」という稼ぐ効率性です。
特にROEは、機関投資家や外国人投資家が重視する指標です。ここが高いということは、企業が株主資本を効率よく使って利益を生んでいる証拠であり、大口資金が流入しやすい土壌があることを意味します。「株価の勢い(新高値)」に「業績の裏付け(増収増益+高ROE)」を掛け合わせることで、ダマシに遭う確率を極限まで減らしているのです。
集中投資が「億り人」への近道
4銘柄に各1000万円、計4000万円という集中投資は、一見ハイリスクに映るかもしれません。しかし、銘柄選定のハードルを極限まで上げることで、自分自身が「これはいける」と確信を持てるレベルまで精度を高めています。
広く浅く分散するだけでは、資産が倍になるスピードは鈍化します。スクリーニングというフィルターを通して「勝てる確率の高い少数精鋭」をあぶり出し、そこに資金を集中させる。これこそが、リスクをコントロールしながら資産形成のスピードを劇的に加速させるための、個人投資家ならではの武器となるのです。
※本稿は『5年で1億貯める株式投資 給料に手をつけず爆速でお金を増やす4つの投資法』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。












