表現力写真はイメージです Photo:PIXTA

あのとき上手に断っておけば、こんな思いをしなかったのに……そう後悔することはありませんか? 「NO」は、なかなか伝えづらいものです。良好な人間関係を維持するために、あとに引きずらない上手な「NO」の言い方を身につけましょう。※本稿は、『解きながら身につける 大人の表現力』(くもん出版)の一部を抜粋・編集したものです。

感じのいい人はどう断る?

●次のとき、あとのどちらの断り方がより適切でしょうか。

(1)友人から借金を申し込まれたとき。

ア. 私も、お金がなくて、困ってるんだ。
イ.お金の貸し借りはしない主義なんだ。

(2)気が乗らない集まりに誘われたとき。

ア. ご遠慮させていただきます。
イ. お断りさせていただきます。

(3)目上の人から飲み会に誘われたとき。

ア. 実は、予定がありまして、ご一緒できません。すみません。
イ. あいにく先約がございまして。今度はぜひ誘ってくださいね。

(4)気の進まない企画の依頼を受けたとき。

ア. とても、お受けできません。
イ. 今回は、見送らせていただきます。

(5)知人などから援助の金品を差し出されたとき。

ア. こんなことしてもらっては困ります。
イ. お気持ちだけありがたく頂戴します。

【ベテラン編集者まるこさんのアドバイス】

(1)相手に期待を抱かせないように、きっぱり断りましょう。

(2)相手の気分を害さないために婉曲(えんきょく)的な表現が必要です。

(3)「予定がありまして」って、どんな予定だろうと相手は思ってしまいませんか? 「あいにく」「今度はぜひ誘ってくださいね」という言葉で相手は快く納得するでしょう。

(4)「見送る」という表現を用いることで、今回はやむをえず断るのだということを伝えます。

(5)援助の申し出をお断りするときは、「お気持ちだけ」というひとことを使うとよいですね。