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身近な草花を表す漢字、あなたはいくつ読めるでしょうか?大人の教養として知っておきたい「漢字の読み問題」20問にチャレンジしてみましょう。※本稿は、『解きながら身につける 大人の語彙力』(くもん出版)の一部を抜粋・編集したものです。
教養として知っておきたい
草花の名前
私たち人間の生活は、昔から草花とともにありました。季節の草花を、春・秋の七草として表したり、ことわざに表したり。
この回では、人間の生活に結びついた草花の名前を読んでみましょう。大人として知っておきたい教養の一つです。
● 下線部の漢字の読みを書きましょう。
「立てば(1)芍薬、座れば(2)牡丹、歩く姿は(3)百合の花」
「(4)栴檀は双葉(ふたば)より芳(かんば)し」
「いずれ(5)菖蒲か(6)杜若」
「(7)独活の大木」
「(8)蓼食う虫も好き好き」
【ベテラン編集者まるこさんのアドバイス】
ことわざの意味を確認しておきましょう。
(1)〜(3)女性のいろいろな姿の美しさを花にたとえて表した言葉。
(4)将来偉くなる人は、小さいときから優れているというたとえ。
(5)(6)どちらも優れていて優劣がつけられないことのたとえ。
(7)体ばかりが大きくて、あまり役に立たない人のたとえ。
(8)人の好みもさまざまであることのたとえ。
ことわざで使われている草花についての知識も知っておくとよいですね。
(1)(2)芍薬と牡丹は、どちらもボタン科ボタン属で、花はとてもよく似ている。
(5)(6)アヤメ、ショウブ、カキツバタはとてもよく似ている。「菖蒲」は「ショウブ」とも読むが、ことわざとしては「あやめ」。
(7) 「独活」は地上に出る前の若芽のときは、おいしく食べられる。







