気がつくと、1日があっという間に過ぎ去っているあなたへ。
人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか?
その答えが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(クリス・ギレボー著、児島修著)にある。本稿では同書から特別に一部を公開する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)

「なぜ遅刻する人はいつも同じなのか」→ADHD当事者が辿り着いた納得の答えPhoto: Adobe Stock

「遅刻する人」はいつも同じ

「時間を守って行動する」というのはなかなか難しい。
電車が遅れることもあるし、急にトイレに行きたくなることもある。
でも、大人になると「遅刻しないで済む」ように行動することが求められるようになる。

だが、どんな会社、組織においても「遅刻してしまう人」は存在するのではないだろうか。
そして「遅刻してしまう人」は大抵いつも同じである。

「遅刻してしまう人」の原因

もちろん遅刻してしまうことには様々な理由があるだろう。
その理由の一つとして、遅刻してしまう人は「タイム・ブラインドネス」の傾向にあるということが挙げられる。

著者累計100万部を突破した話題作『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』では、「タイム・ブラインドネス」について、以下のように説明されている。

タイム・ブラインドネスとは、時間の感覚が不安定で、時間の経過や締め切りを実感として把握しにくい性質だ。これは遅刻や先延ばし(やっていないことに対する)不安につながることが多い。将来はもっとうまくできると自分に言い聞かせていても、時間をうまく見積れず、さまざまな問題を引き起こしてしまう。
――『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術(p68)』より

そんな「タイムブラインドネス」に対処するのはどうしたらいいのだろうか。
特に重要とされているのは「時間を目に見えやすくする」ということである。

あちこちに時計を設置しよう。できればすべての部屋の、目につく場所に置こう。パソコンのスクリーンセーバーに時刻を表示するように設定しておけば、席を外したあとでデスクに戻ったとき、時刻が目に入るようになる。​
――『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術(p70)』より

これは神経質なほど時刻を確認しなければならないというわけではない。
時刻を視覚的に確認できる機会を増やせば、「今、何時なのか」が格段に意識しやすくなる。

「遅刻をしないで行動する」というのは、とても難しい。
遅刻してしまいがちだという人がいれば、「時間を目に見えやすくする」工夫を日常に取り入れてみるのはいかがだろうか。

(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)