
ザイでは毎週土曜日、『ウィークリー・ダイヤモンドZAi』にて、いま一番注目のオススメ株を紹介している。その、ウィークリーZAi5月11日号から、特に注目の2銘柄を、ピックアップしてお届け!(小林大純、仲村幸浩、ダイヤモンド・ザイ編集部)
※株価等は2026年4月24日。
ビジネスモデルに高評価!
コスト高をこなし増益継続
ひとつめの注目株は、コメダホールディングス(東証プライム・3543)だ。主力の喫茶店チェーン「コメダ珈琲店」は名古屋式モーニングなどで注目を集め、昨今はSNSで「メニュー写真より実際の商品の方が大きい」と話題だ。もちろん株主優待の人気も高い上、株式市場では長期的に成長が続く企業との評価を受けている。優待をもらいながらの長期投資にうってつけだ。
ビジネスモデルの最大の特徴は、店舗のほとんどがフランチャイズ(加盟店)形式という点。コメダHDは自社工場から加盟店に食材を卸すことで収益を得る。店舗の運営コストはほぼ負わず、加盟店と食材卸の拡大で成長が見込めるわけだ。
加盟店にとっても大きなメリットが。一般的に売上に比例して課されるロイヤリティが「コメダ珈琲店」の場合は1席あたり月額制。顧客に「くつろぎ」を提供して支持を集め、「回転率でなく客単価を上げる」ことにもつながっている。
2026年2月期の営業利益は前の期比6.8%増の94億円で、続く2027年2月期は8.2%増の102億円となる見通し。食材費高騰の影響を受けつつも、前期に実施した価格改定がカバーする。建設費高騰に対応した戦略見直しで、出店再加速も期待できるだろう。
【投資スタンス】優待をもらい長期保有
【買いの目安】3000円近辺で押し目買いスタンス
【売りの目安】基本は長期保有だが、通期で減益に転じるなど成長に陰りが見られたら売りを検討

◎この株を選んだのは…小林大純:ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ所属の、ザイ専属のアナリスト。早稲田大学法学部卒、早稲田大学大学院MBA修了。金融情報会社等を経て、現在は日本株アナリストとして各種メディアで幅広く活躍中。株主優待株の分析に定評があり、優待品の魅力のみならず業績や利便性まで加味した多角的な評価が支持を得る。また新興市場やIPOにも精通し、将来性豊かな高成長株を見抜く鋭い分析力で、多くの投資家から厚い信頼を集める。








