「ついヤバいと言ってしまう」「自分の考えをうまく言葉にできない…」
言いたいことがないワケではないのに、うまく言葉にできない。あなたにも、そんな悩みはありませんか?
小学校から企業研修、さらには少年院まで、さまざまな現場で教えてきた小説家が教える、世界一やさしい「言語化」にまつわる授業。知ってしまえば、今は語彙力ゼロでも、話し下手でも、「自分の言葉」でちゃんと話せるようになれてしまう!
本記事では、子どもも読めて、大人も楽しいビジネス書『小学生でもできる言語化』をもとに、「語彙力がなくて困る…」と悩む人に、小説家が言った意外な一言について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)

「語彙力がなくて困る…」と悩む人に、小説家が言った意外な一言Photo: Adobe Stock

何かにハマったとき、あなたはどんな行動を取りますか?

 何か作品を見て感動したとき、あなたはどんな行動を取るだろうか?

 例えば、とりあえず「ヤバい」とポストしてみたり、誰かの考察を調べたりするかもしれない。

どうしてもすぐ「ヤバい」と言ってしまう

 私はなにか作品を見てハマると、とにかく人と話したくなる

 その作品の素晴らしさについて語りたいのだが、「この作品面白かった」「マジで見た方がいい」「ヤバい」の3点セットしか出てこない。

 この世のありとあらゆる感情は、「ヤバい」に集約されているのだ。

「ヤバい」以外にも、自分の感情を表現したいとき、どうすれば良いのだろうか。

小説家が言った意外な一言

『小学生でもできる言語化』の中には、語彙力を上げる方法について書かれたページがある。

 日本語を覚えるための単語帳をつくるというものです。
 英語の単語を覚えるときに単語帳をつくることはあっても、日本語の単語帳は意外とつくったことがないのではないでしょうか?


 やり方はシンプルで、生活していて知らない言葉と出合ったときにノートやメモ帳やカードなどに書いておき、何度も見返して覚えるだけです。(中略)
 
 英語と同じで単語を丸暗記するだけでは使えるようにはならないので、単語帳には辞書で調べた言葉の意味や、簡単な例文も書いておくのがオススメです。


 この日本語の単語帳は、ぼく自身、プロの作家を目指していた大学生のときに手のひらサイズのメモ帳を使ってつくっていました。

 いろいろな言葉を吸収するためにやってよかったなと思っています。

――『小学生でもできる言語化』より

 意外かもしれないが、語彙力には地頭も才能も関係ない

 自分で単語を集め、意味を調べ、何度も使う。

 その地道な積み重ねだけが、表現の幅を広げていくのだ。

(本記事は、田丸雅智著『小学生でもできる言語化』をもとに作成しました。)