「ついヤバいと言ってしまう」「自分の考えをうまく言葉にできない…」。
言いたいことがないワケではないのに、うまく言葉にできない。あなたにも、そんな悩みはありませんか?
小学校から企業研修、さらには少年院まで、さまざまな現場で教えてきた小説家が教える、世界一やさしい「言語化」にまつわる授業。知ってしまえば、今は語彙力ゼロでも、話し下手でも、「自分の言葉」でちゃんと話せるようになれてしまう!
本記事では、子どもも読めて、大人も楽しいビジネス書『小学生でもできる言語化』から、著者の田丸雅智氏にヒントをうかがった。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)
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Q.子どもを伸ばすために、しない方がいいことってありますか?
――書き方講座を行なっていると、小学生から高校生、さらには少年院の子どもたちまで、数多くの子たちを見てきているかなと思います。彼らに教える中で、子どもに「親がこれをしない方が、子どもはよく育つ」と思うことはありますか?
親が大事にすべき「3つの話し方」
田丸雅智氏(以下、田丸):100%有効な方法などは存在しないと思います。
その上で、講座のときは、なるべく
①決めつけない
②言葉を奪わない
③言葉がでてくるまで待つ
という3つをまず大事にしています。
それから「何を考えて、どうしようとしたのか」という意思を確認しますね。
――田丸さんの書き方講座でも、つい親御さんがお子さんに口出ししてしまうことがあると仰ってましたよね。私も幼少期のときは、「これで合ってるのか」を親に聞きにいってた記憶があります。『小学生でもできる言語化』でも、以下のように「間違っても全然大丈夫」ということは多く触れられていますよね。他には、何かありますか?
ちなみに、ぼくは日頃、各地でショートショートの書き方講座を開催しているのですが、参加者の方の中には「言葉が何も出てきません」「できません」と言って筆が止まってしまう方もときどきいらっしゃいます。
でも、そんなときも、ぼくから質問しながらやり取りを重ねていくと、その方の中から必ず何かが出てきます。
本当は自分の中に眠っている言葉があるのに、それに気づけていなかったり、「こんなことを書いたり言ったりしたらダメなんじゃないか」と決めつけて自分でブレーキを踏んでしまっていたりするわけですね。
――『小学生でもできる言語化』より子どもの「思考力」を育てる意外な方法
田丸:書き方講座以外のことでいえば、「ないなら作る」という姿勢もある程度の効果はあるのかなぁとは感じています。
欲しいおもちゃを買うのもいいけど、一緒に段ボールで作って遊ぶ、みたいなことですね。
これは『小学生でもできる言語化』にも書いたんですが、ぼくは幼少期、工作することが好きだったんです。
たとえばテレビで見た「イライラ棒」(針金の立体迷路で、当たると反応するやつ)を見て、「あれ、自分で作れるんじゃない?」って思うんですよ。
市販品もあるけど買ってもらえないから、針金でコースを作って、たまたま手元にあった“電流が流れるか判定する実験キット”(付録みたいなやつ)を組み合わせて、当たったら電球が光る仕組みにして、自作してました。
買ったら一瞬で済むんですが、自分(もしくは親子)でグズグズ試すっていう、その試行錯誤自体が楽しいんです。
これは、勉強も同じで、自分で学んで、自分に足りないものを見つけて、実行して、できるようになっていく。
そうすることで、自分で考える力も自然と身につくかなと思います。
(本記事は、田丸雅智著『小学生でもできる言語化』の著者インタビューです。)









