外国情報監視法(FISA)702条に基づく監視権限の延長を巡る米議会の議論は、継続するテロの脅威を巡る認識の甘さに支配されている。テロの脅威に関する最新の証拠は、欧州と米国でのテロ攻撃を計画・実行したとされるムハンマド・サーディ被告に対する15日発表の起訴状に示されている。未遂に終わったテロ攻撃はほとんど注目されないが、イランにおける戦争や同国政権のテロリスト的野望との関連性を考えれば、今回の訴追は注目に値する。イラク国籍のサーディ被告(32)は、親イラン民兵組織カタイブ・ヒズボラに所属し、イラン革命防衛隊(IRGC)と密接なつながりを持つ。サーディ被告は、未遂または実行済みの攻撃約20件への関与を含む、6件のテロ関連の罪で訴追されている。ニューヨーク州南部地区のジェイ・クレイトン連邦検事の事務所が出した声明によると、被告は欧州全域で18件のテロ攻撃を指示し、カナダでの2件について犯行声明を出したとされている。