「ワンワンはダメ、犬と言いなさい!」赤ちゃん言葉を禁じられた子は将来どうなる?画像はイメージです。 Photo:PIXTA

「ワンワン」「ブーブー」などと、幼児には赤ちゃん言葉から教えるのが当たり前になっています。ですが、いずれは大人の言葉を覚えるのに、わざわざ遠回りする必要はあるのでしょうか。最初から「犬」「車」などと教えた場合、子どもにどんな影響があるのでしょうか。(教育評論家、「Mama Cafe」主宰 石田勝紀)

赤ちゃん言葉ではなく
最初から「正しい日本語」を教えるべき?

 近年、早期教育の機運の高まりからか、子どもに小さいうちから勉強をさせたり、能力開発を試みたりする親御さんが少なくありません。

 そのような中、「うちの子には最初から正しい日本語を教えたい」という思いを持つ親御さんもいるのではないでしょうか。

 例えば、幼い子に「ワンワン」ではなく「犬」、「ブーブー」ではなく「車」と言い換えさせるというケースです。

 どうせ赤ちゃん言葉は使わなくなるのだから、その方が効率的だという考えには一理ありますが、本当に有効なのでしょうか。

 今回は、赤ちゃん言葉をめぐる「なぜ?」を科学的・教育的な視点から解説していきます。