お花見で男友達が豪華な手料理を詰めて持ってきた→何と言って食べ始めたら気分がいい?写真はイメージです Photo:PIXTA

言葉は頼もしいパートナー。あなたに力や勇気や幸せを与えてくれます。「大人の言い換え力」に磨きをかけて、日常のピンチを華麗に切り抜けたり、果敢に立ち向かったりしましょう!(クイズ制作/石原壮一郎)

クイズ

 桜が見頃なので、友だちの男女4、5人でお花見に。食べ物と飲み物は「適当に持ち寄りで」とのことだったが、料理好きの男友達が手の込んだ料理をお重に詰めて持ってきた。

 フタを開けた瞬間、一同「スゲー!」と大歓声を上げたが、もっと念入りに感激と感謝の気持ちを伝えておきたい。食べ始めるときに言っておきたい言葉は、次のどれ?

(A)「俺なんて缶ビール持ってきただけなのに、差をつけられちゃった」
(B)「どれもおいしそうだねー。これって、全部ひとりで作ったの!?」
(C)「こんな特技があったんだね!一気に豪華なお花見になったよ」

正解は……

C

×(A)「俺なんて缶ビール持ってきただけなのに、差をつけられちゃった」
△(B)「どれもおいしそうだねー。これって、全部ひとりで作ったの!?」
◎(C)「こんな特技があったんだね! 一気に豪華なお花見になったよ」

解説

「適当に持ち寄りで」ということで集まった場合、もっとも大切なのは「ほかの人が何を持ってきても文句や不満を言わず、すべてを大歓迎する」という暗黙の掟を守ること。

 お重を持ってきた男友達は、自分だけいい恰好しようなんて気はないはず。仮にあったとしても、そこは労力の代償として見て見ぬふりをしたいところです。称える意図にせよ、責めているようにも聞こえるAは適切ではありません。

 作った当人の「美味しく食べてほしい」「花見を盛り上げたい」という気持ちをくんで、ここはCの言葉を贈るのがベスト。Bも悪くはありませんが、誰かに手伝ってもらったんじゃないかと疑うのは、もしひとりで作っていたとしたら侮辱になってしまいます。

石原壮一郎・コラムニストのプロフィール