エネルギー価格高騰の行方を占うには、市場アナリストが通常追跡している米指標のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物や国際指標の北海ブレント原油先物の価格を見ているだけでは不十分だ。中東の供給逼迫(ひっぱく)の中心地では、ホルムズ海峡を迂回(うかい)できるアラブ首長国連邦(UAE)産原油にトレーダーは1バレル=160ドルという目を見張るような金額を支払っている。これは国際指標価格をはるかに上回る水準だ。トレーダーらによると、この高価格は、ペルシャ湾が早期に再開されない場合、市場全体がどこへ向かうことになるかを示唆しているという。 アジアの顧客がディーゼルやジェット燃料の生産を続けるため、世界中で同種の原油を探し回っているためだ。
原油ひっ迫、ペルシャ湾から世界へ
アジアの顧客はディーゼルやジェット燃料生産のため、世界中で中東産原油を求めている
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