毎日ただ仕事・家事をしているだけであっという間に1日、1週間、1カ月が過ぎている。「私の人生、このままでいいのか?」――そんなふうにふと、人生を立ち止まりたくなった人におすすめの1冊がある。書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)だ。本書は「世間から見た成功」ではなく「自分にとっての成功」を軸に、人生を心から満足のいくものにするための1冊。本書の発売を記念して、ライターの照宮遼子氏に寄稿いただいた。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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朝の「ゆとりのある時間」が、心に余裕をもたらす
家の近所に観光客に人気のカフェがあった。
土日はもちろんのこと、平日の日中もいつも賑わっていた。
会社員をしていたころ、そのカフェに毎週金曜日の朝一で行くのが習慣になっていた。
早朝の静けさは、地元民だけが知る時間帯。その空気がぜいたくに感じられた。
読書をしたり、気が向けば仕事をしたり、出勤までの1~2時間をただのんびり過ごすだけ。
それはまさしく誰にも邪魔されない「自分のための時間」だった。
特別なことは何もしていない。それでも毎週金曜日が来るたびに気分が上がる。
出勤前にゆとりのある時間を持てると、1日の始まりがまるで違う感じがした。
朝の習慣ナンバー1:他人のペースではなく、「自分のペース」で1日を始める
行動心理学とリーダーシップを研究し、累計110万部を超えるベストセラー作家の池田貴将氏は、著書『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』でこう述べている。
――『人生アップデート大全』より
本書によると、自分のペースで朝を動き始めると「選んでいる感覚」が生まれ、他人のペースで始めると「追われている感覚」になるという。
今思えば、あのカフェの時間が特別だったのは、「選んでいる感覚」があったからだろう。
「時間に追われる感覚」がなくなった
会社員を辞め、フリーランスになってからは、仕事をする時間も場所も、旅行に行くタイミングも、自由に決められるようになった。
あのカフェで感じていた「自分の時間」という感覚が、1日の中に増えていったように思う。
フリーランスになってから、人に「人生が変わったと実感する瞬間はどんなとき?」と聞かれることがある。
そのたびに、私は、「自分のペースで時間を使えるようになったこと」と答えている。
自分で選んだ時間を少しずつ積み重ねていくうちに、気づいたら「時間に追われる感覚」がなくなっていた。
「朝の10分」が人生を変える
朝の10分でも、自分のために使えているかどうか。
その差が、1日の質を変え、やがて生活そのものを変えていく。
追われる朝を続けている限り、自分のペースは永遠にやってこない。
『人生アップデート大全』には、時間の使い方から思考の習慣まで、日常のどこからでも始められる66のアプローチが収められている。
この本に書かれている習慣を1つでも取り入れれば、自分の停滞を突破するきっかけになりそうだ。
(本稿は『人生アップデート大全』に関する特別投稿です)










