やらなければいけないことをつい先延ばししてしまう。できない理由ばかりが頭に浮かんで、動きたくても動けない。そんな人におすすめなのが、書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)だ。本書は「世間から見た成功」ではなく「自分にとっての成功」を軸に、人生を心から満足のいくものにするための1冊。本書の発売を記念して、ライターの照宮遼子氏に寄稿いただいた。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
Photo: Adobe Stock
「何もしていない」自分に焦るばかり…
20代のころ、自分のペースで仕事をし、好きなときに旅に出る知人がいた。何にも縛られていない彼女の生き方が、ずっとうらやましかった。
その後、私は30歳のときニートになった。時間だけは無限にあるのに、何もしていないという焦りがこみあげてきた。
何かを始める気にはなれなかった。
当時、自己啓発本を読んで、自分をなんとか奮い立たせようとしたが、読めば読むほど、「私にはできない」という感覚が積み上がるだけだった。
特徴ワースト1:「できない理由」ばかり考えてしまう
行動心理学とリーダーシップを研究し、これまで5万人以上と関わってきた池田貴将氏は、著書『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』でこう述べている。
たとえば、『アイデアが浮かばないから、新しい提案ができない』と考えている間は、『この20分間で参考サイトを5つ調べて、1枚の資料にまとめる』ことはできません。
『発信は苦手だからできない』と考えている間は、『まず話せることをリストアップする』という『できるはずのこと』に着手できません。」――『人生アップデート大全』より
本書によると、「できない」という思い込みが続くと、「学習性無力感」という努力する意欲を失う状態に陥るという。
できないことを考えている間は、できることにすら手がつかなくなる。
自己啓発本をいくら読んでも動けなかったのは、やる気の問題ではなかった。
「自分には無理」という思い込みが、できるはずのことへの入口を塞いでいたのだ。
「できること」にさっさと取り組もう
できることをひとつずつやっていくうちに、少しずつ状況は変わっていった。
気づいたら自分のペースで仕事をできるようになり、オフには海外に行けるようにまでなっていた。
本書にこう書かれている。
一見すると開き直りのようにも聞こえるが、これは本質をついた言葉だと思う。
行動できない人に共通しているのは、たいてい思考のクセだ。
動けない人ほど、「できないこと」ばかりを考えている。
やるべきことはシンプルで、「目の前のできること」にだけ集中すればいい。
動きたくても動けない人は、「できること」よりも「できない」ことに目を向けすぎていないか、振り返ってみてはいかがだろうか。
(本稿は『人生アップデート大全』に関する特別投稿です)










