アジア太平洋地域では、中国政府が日本の高市早苗首相に対する攻勢を強め続けている。3月30日、高市氏の側近の1人に制裁を科した。自民党の古屋圭司衆議院議員に対する制裁は、同氏が3月に台湾を訪問したのを受けて発表された。古屋氏は長年たびたび台湾を訪れてきた。中国は民主主義体制の台湾を離反した省と見なし、台湾とのいかなる公式な接触も中国に対する侮辱と受け止めている。今回の制裁は、台湾に対する姿勢を巡り高市氏に圧力をかける中国の最新の動きだ。事の発端は昨年秋の高市氏の発言だ。中国が台湾侵攻に踏み切れば、日本国憲法の下で自衛隊の介入が正当化されるに足る脅威になり得ると同氏は述べた。中国政府はまず、高市氏に公式の非難を大量に浴びせた。それでも同氏の主張が変わらなかったため、中国本土から日本への渡航を自粛させようとしたほか、レアアース(希土類)の輸出や日本企業向けのハイテク製品出荷に関して、さまざまな禁止・制限措置を課した。
【社説】対日制裁を続ける中国
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